屋根材には、波板を使用するのが一番簡単。
というのは、
①雨と雪をすぐに滑り落としてしまうので剛性が必要ない。
②上記の理由から、波板が張れるだけの骨組みがあればいい。
ということで、リフト小屋では波板を使用した。
しかし、この場合屋根の上に登ることは無理。
人が乗る程の強度がないため、怖くて登れない。
それでは、何を材料にすればいいのか・・・
①ブリキ板
②シングル
③コロニアル
いろいろあるが、帯に短したすきに長しでどれも一長一短あり
①は錆びてくるし、強度がない。
②は雪が滑り落ちない。
③は重量があるし、そこまで必要ない。
と、イマイチ感が否めない。
そこで、プロがやっている張り技ができるのではないかと考えてみた。
ドームの屋根は、ガルバリウム鋼板を張り付けたもので
とてもじゃないが同じ仕事を素人が水漏れ無くやることは至難の業だと思う。
しかし、エクステンション部の屋根を貼るだけなら簡単じゃ?
と、思えてきた。
しかも今回は片屋根だから尚更だ。
屋根を張っていた頃のことを思い出すと
確かに素人にも出来そうな気がしてきた。
実物を細かく見ても出来そうな気がする。
そこで、屋根材を卸している材料屋さんの営業マンに電話してみた。
私「うちのドームに張ったような鋼板って素人に張ることできるかな?」
営業マン「出来ますよ」
なんとも簡単に答えてくれた。
やっぱりそうなんだ・・・
電話のこちら側で思わず笑みがこぼれる私。
自分で張れるんや!!!
ものすごい希望が湧いてきた。。。。
私「9メートルの長さが必要なんだけど一本物で作れます?」
営業マン「ロール状の材料を加工するので、ぜんぜん大丈夫ですよ」
この問いにも、明るい返事で答えてくれた。
継ぎ手無しで張ることができるなら、雨もれの心配ゼロやん。。
しかも、端っこを折る工具も貸してくれるとのこと。
これならやらない理由がない。
ということで、
赤色部分をツーバイ材でつくり
屋根部には構造合板を張り
アスファルトルーフィング剤を張り
ガルバリウム鋼板を横張りに14列張る予定で進めることにした。