ここ数日間にわたって浄化槽設置の工事が行われていた。
5人槽は私の背よりも若干低いくらい。
これを埋め込むため、深く深くほり込み下に砕石を敷き詰めます。
浄化槽を埋め込んだら、マンホールの高さをどうするのかを決める。
上部に円筒形のアタッチメントをつけられるので
その高さを調整することができるのだ。
あとは、後日この上をコンクリートで覆い、ブロアを取り付けて終了のようだ。
そういえば、先日の日曜日に浄化槽の講習会なるものに行ってきた。
30名ほどいただろうか、市から補助金が出る人が受けているようだった。
講習内容は浄化槽を使う場合の注意点と検査等にかかる費用など。
なるほど、今迄生活の中ではずっと下水を利用してきていたので、
浄化槽を利用する場合には、結構気をつけないといけない事が多いようだ。
それは、水に溶けないものは流さないだとか てんぷら油は流さない
生ごみは流さないなど、当たり前のことなのだが
こころの片隅では、下水処理場では何でも処理できるだろう
という自分勝手な都合のいい事を考えていたんだと気づいた。
他人に下水処理という嫌なことを押し付けている間は
好き勝手ができていたけれども、
自宅内で処理をしなければならないと言うことになると
生活廃水の処理って大変なんだなぁと改めて感じた。
近頃はやりの”エコ”をふりかざすつもりはないが
そんなことに気づけたのを機会に、今後の自然回帰につなげていけたらいいものだ。
やっぱり時間が出来たら、コンポストトイレを作ってみようと決心する。