天井の目地貼りは娘たちの仕事だ。
もう手馴れてきたローリングに登って
ボンドを塗ってフィニッシュで天井に打ち付けていく。
天井の目地材は何を貼るのかはかなり悩んでしまった。
プラスチックの目地材も売っているのだが
フィニッシュを打つと割れてしまうので使えなかったのだ。
いろいろとホームセンターを見て周り
麻の紐でもいいかな~と思って買って来たら
娘から却下されてしまった。
ある時、サイジングのゴミを処理している時に
サイジングの梱包で使用していた両サイドの
保護材(昔のテレビの裏板などに使われていた圧縮紙のようなもの)
に目がとまった。
色も厚さも巾もちょうどいいではないか。。
実際に合わせて見るといい感じだ。
それからは保護材を捨てずに集めたら
大体100本くらい集まったので
これを目地材とすることにした。
長さは1.8mしかないので、
途中で継ぎ足す部分も結構ある。
娘の友達も手伝って二人一組で貼っている。
目地の集積部は、シナ合板で5角形と六角形の板をつくり塗装をした。
このようにすると、目地材の集積部の形状を複雑にする必要がなく
切りっぱなしにすることができる。
しかし、この五角形と六角形の形を決めるのが大変だった。
5角形は正五角形でいいのだが
六角形はいびつな形にしなければならないからだ。
この形を割り出すのに、娘と頭から湯気を出しながら
CADで悩み続けた。
悩みすぎて頭が痛くなったのは初めての経験だった。
3時間ほどかかってようやく形状が見えてきた。