ドーム頭さんより質問があったのもあり
建てて住んでみた者だからこそわかる
ドームについての自分なりの考え方を今後書いていくつもりです。
まずは、今回質問のあったドームの直径の出し方。。
ドーム頭さんはツーバイ材を無駄にしないという考え方から
8.8mの直径をはじき出されたそうなんですが
我家の場合は、外側に貼る合板が無駄にならないようにと
あれこれ考えて 9.6mという直径に至りました。
と、書きながら重要なことを今思い出しましたが、直径を決めるために
エクステンションも関係がありました!!
一度直径が決まった後で、エクステンションに1.5坪のユニットバスと
タンス部屋と洗面所を置きたい! となり、どうしてもエクステンション巾が
4m近く必要となってしまい、当初の予定より直径を変更したんやった~
わすれてた。。。
当初は3☓6板の構造合板が使えるぎりぎりのサイズということで
考えていただけど、エクステンションの件があり
合板を継ぎ足すことにしたんやった。。。
でも、やってみて思ったのは、もう少し大きくしても良かったかも・・・
この図は、JWCAD の一部で三角パネルに合板をどうやって
無駄なく使えるかというシュミレーションをしたもの。
上の黄色の数字はそれぞれ3種類の三角パネルの必要枚数。
これだけではわかりにくいかなぁ~
まず、真ん中に一枚どーんと3☓6と4☓8をそれぞれ貼り付けて、
残った三角形を余った場所の使えるところに、
再利用するという方法をとったもの。
合板の継ぎ目部分にはしっかりとツーバイ材を芯材として入れる。
当初はあまり継ぎ目は入れたくないと思っていたが
継ぎ目にはしっかりと芯材が入るし、継ぎ目には
ツーバイ用の強力なテープを張ったので、気密性も
ある程度確保できたと思う。
コレでよかったんじゃないか??
それらを考えあわせると、何を基準にしてドームの直径を決めるべきか?
建てた後で、自分なりに出た結論は・・・
内装のシナ合板のサイズに合わせて直径を決めるべきだった!!!
我が家のドーム天井の仕上げ材は、シナ合板を使用した。
使用したサイズは3☓6と4☓8だったので
これが使えるギリギリの大きさの直径とすれば
もっと大きなドームが作れたんだろうに・・・・
と、今更ながら思ってしまう。
今から計算するのは 超面倒なので お好きな人は計算してみてね。
ちなみに、三角パネルは外側と内側では大きさが違いますので
そこを考慮に入れてくださいね。
あともうひとつ。
ツーバイ材は余ってもいろんなところで使えるので
余って捨ててしまうことはあまりないと思います。
本職の人たちはポンポンと捨てていくでしょうが
素人は捨てずにいろんな所に使います。
資源は大切に・・・
ドーム頭です。なるほど、ご丁寧な解説ありがとうございます。
これからセルフビルドを志す者としてとても参考になります。
やはり大きいドームは憧れますね。もう一度サイズを考え直して見ます。
一つ疑問に思うのは、エクステンションなどの構想から直径を導いたとのことですが、masaki様が作られたパネルのうち、
1辺の長さが2mを超えているということは、長いツーバイ材を入手されたのでしょうか。あるいは2本を繋げて用いたということでしょうか?
それが可能となると、考えがガラッと変わってきますね。
とてもワクワクします。
失礼しました。よく調べたら長いツーバイ材もたくさん売ってますね。
勉強不足で申し訳ございません。