以前テレビで見たことがあって
この辺にもいるかもしれないから気をつけなきゃと思っていたけれど
先日、遂にそのマダニと遭遇。というか刺された。

家の脇のそんなに長くない草の中を歩いて出てきたら
サンダル履きの素足に何かに刺されたような感覚がしたので見てみたら
なにやら見慣れない虫が取りついている。
ちょっと手で払ってみたけど、じっとつかまったまま動かない。
まさかこれがあのマダニか???
ちょっと冷や汗が出た。
確か、死人が出ている虫やよなぁ。。。
よくわからないので、とにかく病院へ行くことにした。
土曜の6時頃だったので、日赤の時間外診療を受ける。

30分ほど待たされた後、先生に処置をしてもらう。
先生も初めてだということで、ワセリンを塗ってマダニを窒息させてから取りますということだった。
窒息するには30分かかるらしい。
オレだったら、3分で窒息死してしまうだろうに。
しぶとい生命力だ。

30分経って、先生がピンセットで引っ張るが

皮膚が富士山の形になるまで引っ張られても、つながったままなのでビックリする。
一体どんな食いつき方をしているんや?
何回もぐりぐりと引っ張ったり、回したりしてようやく外れた。
看護婦さんたちも興味津々で入れ替わり立ち替わり見に来るので
なんだかマダニを身につけている自分が自慢気に思えてきた(w)

傷口をピンセットでさすった時に、ピリッとした痛みを訴えたら
残っていたハリをピンセットで抜いてくれた。
ワセリンを拭きとって、リンデロンVGを塗って治療終了。
マダニは2週間ほどの潜伏期間があるので、その間高熱が出るようなら入院となるそうだ。
(現在、2週間経過したが高熱はなかった)
解毒剤の塩酸ミノサイクリンカプセル100を2日分服用する。
刺されてそんなに時間が経っていないようなら
ウィルスに感染する危険は少ないらしいが経過を観察するしかないようだ。
ネットで調べてみたら、アルコールや酢を塗ると、コロッと外れるらしい。
今度また刺されることがあったら、今度は自分で処置してみようと思う。